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「ホテル長崎」様

長崎県 長崎市

お客様のご要望

お客様は、長崎市の高台にある「ホテル長崎」様。

今回は、長崎の夜景を楽しめる半露天風呂付き客室の新設にあたり、檜風呂の導入をご希望でした。


「お客様に長崎港を臨む贅沢なリラックス空間を提供したい」という想いから、船形にこだわり、素材には米ヒバを採用し、さらに耐久性・衛生面を強化するために特別なコーティングを施すことになりました。


また、海を望むロケーションを活かし、檜の温もりと長崎港の景色が調和するデザインを希望されました。




施工のポイントと課題

開放感を演出するデザイン

半露天風呂として設計するにあたり、湯に浸かりながら長崎港の景色を存分に楽しめる設計を重視しました。

湯船の高さや縁の幅、浴槽の配置を工夫し、湯面と水平線が美しく重なるように調整しました。



耐久性と衛生面の確保

檜風呂は木の美しさと香りが魅力ですが、連続した使用により湿気の影響を受けやすいため、特別な抗菌・防水コーティング「匠抗菌コート」を施工。

これにより、長期間にわたり檜の質感と清潔さを維持できる浴槽が完成しました。


夜景と船形の檜風呂との調和

夜景と船形の檜風呂が織りなす美しい調和は、訪れる人々に癒しと安らぎを提供します。檜の香りと温かいお湯に包まれながら、星空や街の灯りを眺めることで、心身ともにリフレッシュできるひとときを楽しむことができます。



調和の要素
  • 自然の美しさ:周囲の景観と調和するデザイン

  • 心地よい香り:檜の香りが心を落ち着ける

  • 視覚的な楽しみ:夜景とのコントラスト



体験の魅力

夜の温泉は、日常の喧騒から離れ、静寂な時間を過ごすための最適な場所です。船形の檜風呂に浸かりながら、夜空に広がる星々を眺めることで、心が解放される感覚を味わえます。




施工を終えて



海沿いに建つホテル。オーシャンビューのお部屋には船形のようなおしゃれな檜風呂が最適です。

特別室ということもあり、豪華なイメージで船形を採用しました。 もともと客室内であった既存の浴室床は、コンクリートスラブを下げることができないので、床タイルに直置きする設置方法としました。それによって浴槽をまたぐことが大変なので、浴槽高さを極力抑えるように工夫しました。船形の背もたれ形状を室内側に設置することで入浴しながら夜景を楽しめるよういに配慮しました。

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